学び

【歴史】イギリスのEU離脱(BREXIT)に関するノート

EUは、人類が人と仲良くできるのかという実験である。

EUとは、理想である。要は人と人は仲良く1つのルールの下で暮らすことができるということ。それに対してNoが突きつけられている。

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EU結成の経緯

もう二度と戦争はしないという願い

第1次世界対戦/第2次世界大戦のきっかけとなったのはドイツ。

第1次世界大戦

帝国主義の植民地争いをしていた時代。

ドイツ/オーストラリア/イタリア
vs
ソ連(ロシア)/フランス/イギリス +アメリカ(後で参戦)

 

オーストリアの皇太子が、セルビアに殺されたという事件があった。

セルビア:南東ヨーロッパ、バルカン半島中西部の内陸に位置する共和国家。かつてのユーゴスラビアに属した地域の中央に位置しており、政治的にもその中心となる国であった。

オーストリアがセルビアに対して宣戦布告。オーストリアの宣戦布告に味方に付いたのがドイツ。それなら相手側に立つよということで、ソ連(ロシア)がフランス/イギリス側に。

ソ連(ロシア)は、崩壊などで、ソ連(ロシア)が撤退。

ワイマール共和国

⇒ドイツは、戦争でちょっとやりすぎでしょということで、ドイツ帝国はワイマール共和国に。

皇帝のいないワイマール共和国。ワイマール憲法は、最も民主的な憲法と呼ばれた。

・国民主権
・男女20歳以上の普通選挙権

→ドイツを狂暴化しないために作った。

アメリカの世界恐慌が襲ってきて、アメリカに支援が途絶える。結果、ドイツの経済がボロボロになった。ボロボロになった原因は、ワイマール共和国だ!現政権に対する不満がたまる。①経済の立て直しをするためには「強いリーダーが必要だ。②ユダヤ人を迫害」

②ユダヤ教はキリスト教の後にできた。キリストはユダヤ教の中で新しい教えを説いた。ユダヤ人によってキリストは殺された。キリスト件の中では、ユダヤ人は悪いやつだということになる。⇒迫害されやすい運命に。⇒国が持てず、金融(金貸し)に強くなった。

キリストを迫害した、ユダヤ人が金貸しで不正に設けている。(シェイクスピアのベニスの商人)

この①②をうまく利用したのが、アドルフ・ヒトラー

これは、奇しくも民主的な憲法によって押し上げられた。

「戦争でいじめられ、我々の経済は、ボロボロ。この原因は、不当ユダヤ人だ」

①経済の立てなおしを訴えかけ、
②民族と宗教上の仮想敵を煽ることによって。

人気を獲得した。民主的な憲法によって押し上げられ独裁的な法律を成立させてしまう。

これが、ドイツのトラウマ

第2次世界大戦

ソ連(ロシア)は最も戦死者をだしている。理由は、最もナチス・ドイツに責められているから。敗戦国の日本でもドイツでもない。

ソ連(ロシア)は冬将軍作戦で、内陸に誘い込んで相手の軍を一気にやっつける。という戦略を取っている。なので、初めのうちにナチスにたくさん責められている。

ソ連は、勝ったけれども、このナチスに責められた記憶がある。

ソ連は、不凍港が欲しい&ヨーロッパから責められたくないという特徴がある。

ヤルタ会談・チャーチル、ルーズベルト、スターリンで、

東ヨーロッパの支援とドイツの支援を決めたが、

この3者で決めたが、ソ連が約束を破る。東ヨーロッパを占領。

ヨーロッパとの間に必ず緩衝地帯を設けるようにしている。直接ヨーロッパと接するのが怖い。(日本は海洋国、直接戦車が攻めてこない。)

ソ連は、ドイツも支援すると言いながら半分を占領。東ドイツと西ドイツに分かれる。

社会主義体制に、がっつり囲い込む。ソ連の情報が一切、ヨーロッパに出てこない。(=鉄のカーテン *チャーチルが揶揄した言葉)

 

これに対して警戒を強めたがヨーロッパ。これで組んだのがNATO。集団的自衛権を結成

これで、ソ連をさらに刺激してしまった。ワルシャワ条約機構を結成。

第2次世界大戦が終わって、冷戦というところだがピリピリが続いた。

ベルリンの壁。東ドイツの中に、ベルリンの壁がある。

東ドイツから西ドイツに逃げる人を止めるために作った。半円で囲った。(進撃の巨人のイメージ

ベルリンの壁は、ソ連の崩壊によって崩れた。

マルクスの資本論「資本主義はヤバい。社会主義にしようぜ」ただし社会主義の説明は書いてない。金持ちへの恨み節

 

ユーゴスラビア紛争1991年

ユーゴスラビアのゲリラにチトーという人がいた。チトーはカリスマゲリラ。

チトーが剛腕(武装)で納めていた。全住民武装せよ。

スイスは、永世中立国を保つために。経済連携もしない。わが国だけ良ければいいという考え方。それに非常に強い考え方を持っている。

ソ連崩壊とチトーの死によって6つの共和国が独立しはじめた

スロベニア
クロアチア
マケドニア
ボスニアヘルツェゴビナ
セルビア
モンテネグロ

全人民武装しているため、内紛の血の量がヤバかった。争いの火薬庫。

NATOが出兵した。

密集した地域に、高度に発達した国があって

宗教の差異/民族的な差異がたくさんはらまれている。

→これを1つにまとめる。EU

人類が悲惨な事件の連続を踏まえて、理想の国を作ろうというのがEU

EU

欧州石炭鉄鋼共同体

石炭と鉄鋼で共同体を作ろうとしたのか。

石炭と鉄鋼が武器の原料だから。

石炭を燃やして、鉄を生成する。戦車を動かす。銃を作る。

アルザス=ロレーヌ地方に↑石炭と鉄がよくとれる。フランスとドイツがここを奪い合った。もめごとのど真ん中。

ドイツが、石炭と鉄鋼を手にして二度と武器を作らせないようにしようというのがEUの始まり。

ベイシック・シックス
・西ドイツ
・フランス
・イタリア
・ベルギー
・オランダ
・ルクセンブルク

欧州経済共同体 ・・商売の市場を1つにしよう。

欧州原子力共同体 ・・原子力(エネルギー)を一緒に開発しよう。

「武器」・「経済」・「原子力」を共同管理して、ドイツの暴走を止めよう。

これらをまとめて、欧州共同体に。

ここで追加6ケ国

・イギリス
・デンマーク
・アイルランド
・ギリシャ
・スペイン
・ポルトガル

イギリスは、これまで世界最強・大英帝国繁栄の時代があった。

正直入っていいものか。イギリス独自のコントロールができなくなる。

第2次世界大戦以降、イギリスの経済も疲弊していた。

アメリカ・ソ連に対して主に後れをとる。ヨーロッパはイギリスも含めて疲弊していた。

イギリスとフランスは仲が悪い。(ドーバー海峡またいで接している。)

フランスのシャルルドゴール大統領が嫌っていた。が死んだことでイギリスも入れることに。

EUの旗★12は、12か国を指している。12という数字は、欧州にとって完璧な数字。

→「移動」・「通貨」・「政治」の統一をしよう。

シェンゲン協定・・フリーパスポートの国を広める。
ユーロの導入・・お金の両替に手数料がいらない。
ユーロの紙幣に何が載っているか?どこの国にもない、門・窓・橋が載っている。

開いていくぞ/つないでいくぞという意志が載っている。どこの国にも属さない門・窓・橋を印刷している。⇒喧嘩をしない。

イギリスは、シェンゲン協定に入っていない。ユーロも使っていない。

・シェンゲン協定の弊害⇒難民が入ってくる。初めにこの協定内に入ってくると、止めることができない。
・統一通貨の弊害⇒お金をどれくらい刷るか、金利をいくらにするかをコントロールできない。金融政策が打てなくなる。

この弊害が爆発した事件がある。

ギリシャ危機

政権が交代して、赤字が多いことが判明。緩い国。社会保障が手厚い。国民への人気取りがすごく年金がたくさんもらえる。皆が退職し年金暮らしへ。公務員がたくさんいる。

ユーロだから、金融政策打てない・・。金融政策が打てないと、財政政策(公共事業)も打てない。

アラブの春

リビアカダフィ独裁者をぶっ飛ばせ!これを見たほかの国の独裁者国の中で内紛が止まらない。⇒民主化の流れ。エジプト

民衆はここにいられないということで、国をでざるおえない。政治的な保護が十分に受けられない場合に出なければいけない、→難民に。

スマホの普及でGPSで方角や地図がわかり易くなり、ノウハウもサイトで見ることができる。ボランティアが充電させてくれる。

トルコ→ギリシャ→ドイツを目指す。

ドイツはナチスドイツの反省をするために他民族に対して手厚くもてなすという文化がある。月に4万円、アパートもあっせんしてくれる。

・・ドイツも限界がある。

 

難民が溢れる。ギリシャはヤバい。⇒イギリスが揺れ始めた。

国民投票によって離脱を決定した。

 

イギリスの中身

北アイルランドと、アイルランド・イギリスは宗教が違う。EUに入ったことで、北アイルランドとのもめ事があまり表にならなかった。イギリスがEUを抜けると、北アイルランドは残る。メイ首相が合意取れなかった。

イギリス版トランプ ボリス・ジョンソン首相。合意をしなくともEUを抜けると言っている。

イギリスはEUに足を引っ張られたくないと考えていて、EUを抜けたいが、EUを抜けると貿易の条件が悪化する。

主権を取れるかというと、北アイルランドとの問題もありもめ事が増えるんじゃないか。

BREGRET regret後悔もある?

それでも抜けるぞ!と言っているのがボリス・ジョンソン首相。

トルコ

トルコ・ヨーロッパと中東の間。

トルコはヨーロッパになりたい国。ムスタファケマルという人が、中東の言葉を捨てて、言葉も、アルファベットを取り入れた。EUに入れてくださいと言っているが、EUはNo トルコはイスラム教国だから、EUはすべてキリスト教の国だから。ヨーロッパとか人類の平等を歌っているが、宗教の壁は超えられなかった。

(イスラム教だからだ)と直接的に言えない。EU加入を別の理由で断る

「少数民族クルド人迫害しているからEUの理念とあわない。」⇒トルコはクルド人へ迫害を政策で無くしていった。

「死刑制度あるから」⇒トルコは死刑制度撤廃

トルコはそこまでしてEUに入りたい。いまだに入れていない。

結果として、EUに入りたい政権から、反対意見の政権に。エルドアン大統領「トルコのためのトルコを作ろう。EUはもういらない!トルコファースト」

法律と、憲法を変えて独裁政治・言論統制を進めている。

ドイツ

ドイツに力を持たせてはいけない、というのがEUのテーマだった。

西ドイツは自動車を一生懸命作って、No1経済国になっている。

イギリスが抜けたら、ドイツが一番強い国になる。イギリスやトルコの流れはヨーロッパ全土に広がっている。

イギリス「イギリスはイギリスのための国を作る」

トルコ「トルコファースト」

東ドイツソ連が牛耳っていた。⇒民族に対する反省意識が弱い。

西ドイツ→反ナチスの教育が強い⇒民族に対する反省意識が強い。

ドイツ「(ドイツのための選択肢という政党)ドイツのための政治をしよう」

フランス「国民戦線」

イタリア「5つ星運動」

→どの国も自国第一主義を掲げ始めている。

 

アメリカ「アメリカファースト」ほかの国に、足を引っ張られるのはもうこりごりだ難民と移民だ!

宗教と民族 カトリックとプロテスタント キリスト教とイスラム教

これらに仮想敵を作って、経済を立ち直らせようと考えている。

→この構図って・・。

アドルフヒトラー「戦争でいじめられ、我々の経済は、ボロボロ。この原因は、不当ユダヤ人だ」

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