こんにちは、ノオトです。
Excelで、ガチガチギンギンのデータ分析をする時もあるので、Mac版Excelの使い勝手になれるのに大変労力を使いました。仕事中にエラーが出ると業務効率ガタ落ちです。
私の仕事は、米系IT企業のSaaS系システムを導入することです。最新のテクノロジーで処理も抜群に早く、めちゃくちゃ便利なやつです。
そんな仕事で、貸与されたPCがMac Book Proなんですよね。本国カリフォルニアの文化なんでしょうか。Windows使いだった私は使い勝手になれるのに相当苦労しました。
なぜ、自社製品あるのに、Excelでデータ分析をしなければいけないかというと、お客様の現行業務はExcelのケースが多いからですね。超絶作りこんだ 巨大なExcelを、広げていると、計算処理で固まったり、落ちたり様々なエラーに遭遇します。
今日は、頻発する下記のエラーの対処方法について解決策をメモします。
Contents
エラーメッセージ
エラーメッセージはこのように言っています。
新しいフォントは、これ以上設定できません。開いている他のドキュメントを閉じて、再度実行してください。
一度始まってしまうと出続けるので要注意です。私は、リモート会議で自分が画面投影している状態でこれがでてしまったので、相当焦りました。き、消えない・・!
原因
簡単に言うとファイルの開きすぎです。
固有のフォントの種類
1,024 個のグローバル フォントを使用可能 (ブックあたり 512 個)
(これ自身の意味は、理解しきれていませんが、シートの開きすぎで、使えるフォントが上限を超えたので開けないと考えられます。)
環境
・Mac Book Pro 13inch(2020年)
・Microsoft office 365 for MacのExcel
Office365はWeb版も使えますが、私が使っているのはデスクトップ版のExcelです。
対処方法
私が、実践する対処方法は3つです。このいずれかで“回避“しています。すべてMacの場合ですので参考になればなと思います。
①:「OK」を出なくなるまで押す
このエラーには、終わりがあります。なので、出てこなくなるまで「OK」ボタンを押し続けることで対処可能です。
エンターキーの連打ですね。
一番ベーシックな方法だと考えます。ファイルの保存をしていない場合は、気長に「OK」ボタンを押し続け解消します。
②:EXCELの「強制終了」
Macの場合、起動しているEXCELアプリを強制終了します。
操作
アプリを右クリック⇒強制終了
ファイルのデータを保存している又は消えてよい場合は、強制終了をするのが一番早い方法です。
③:素早くファイルを「閉じる」
これは、やや裏技的な方法になるのですが、「OK」を押して次のダイアログが出るまでに1つのExcelファイルを閉じて見る方法です。閉じるのはどのExcelファイルでもいいです。
結局ファイルを開く際に、「新しいフォントが読めない」と言っているので読むフォントを減らしてあげるという方法ですね。
①のやり方で「OK」ボタンを連打して飽きてくると、試したくなる方法です。
予防策
起きやすいのは、複数シート・複数ファイルを開く際です。一度に開けるフォント数には制限があるためです。
- 複数シート
- 複数ファイル
予防方法としては、使っていないファイルはこまめに「閉じる」です。私は、PCをあらかじめ2台で作業するようにしています。
一歩、踏み込んで…
MacでExcel操作は速度だったりショートカットだったりWindowsに比べるとイマイチかもしれません。しかし、支給されたPCがMacBookだったら従うしかありませんよね。これを制約としてとらえ、他に方法がないか4つ考えてみました。
①VMware上でExcelを使う
VMwareを入れて、WindowsOS環境も作りExcelを入れることで回避できないかと言うことで試してみましたが、同じようにファイルの開きすぎではエラーが出ます。
あまり効果的とは言いづらいです。
②ブラウザ版のExcelを使う
こちらもショートカットを含めて、一通り触ってみました。コラボレーション作業には向いていますが、1人で素早くデータ分析には向いていません。理由は、読み込み速度です。ブラウザでExcelを開くと表示されていない箇所は、ページスクロールによって
都度読み込みになります。
こちらでは、エラーはまだ発生したことを見ていません。操作性に難ありです。
③用途別の小さなEXCELを作成する
巨大なEXCELであっても、見たい部分が明確であればファイル自体を分割するなど「下ごしらえ」します。今の業務の場合、何度も開く可能性があるので、オリジナルファイルとは別に参照用の軽いファイルを作って使っています。
結局は、こまめに閉じるという方法です。小さくファイルを分けることで起動は多少早くなりましたが、今回のエラーメッセージには効果はありませんでした。